今年は巾着田の彼岸花を見に行くつもりだったがまだ見頃ではないとのことで、見沼自然公園に彼岸花を見に行った。ここの彼岸花も七八分咲きといった感じだが、つぼみが混ざっているのも風情があった。シニアの女性グループやカメラを持った男性が何人か来ていた。
今年は猛暑が続き残暑も厳しい。彼岸花も秋を待っているのだが秋らしい秋になかなかならないので、咲くタイミングが取りにくいのだろう。花の咲く原理や紅葉の仕組みも、気温そのものや、ある一定温度以下が何日続くかなどで花開くタイミングが植物の遺伝子にプログラムされているのだろう。
人間は不自然な空調に慣れ過ぎて、自然の温度変化に対応しにくくなっている。そういう意味からももう少し自然を見直し、自然に帰ることも考えなくてはいけないのかもしれない。
