石の標本

 一週間ほど前に、またまた石を製造してしまった。昨年に比べ生産量は少なく、大きさも小さい。今年はこれで4個目である。薄い血尿が出ていたので、生産が間近いか。一昨年のように“配管”に詰まるのはかなわないので、医者にいってレントゲンを撮った。腎臓と尿管に石があるという。自然に出てくるかどうか様子を見ましょうとのこと。
 小生の石は、時々つかえることがあるが、多くの石持ちさんと異なり、七転八倒の激痛には見舞われたことがない。今回も寝る前に水を飲んだら、ほんのちょっと違和感があったので、いつものごとく、先端を絞り、圧力をかけたら、ポロッとお出ました。割り箸でつまみだし、水洗いをしてルーペで観察した。今回は大きさは6mmX4.5mmで、表面が比較的に丸く、ぎざぎざしていない。そのために簡単に出たのだろう。これで、“標本”も累計20個を超えた。首飾りができるくらい集まった!
 さざれ石のいわおとなりて、因果な体であります。