禅画教室:展示即売会

 習っている禅画教室で展示即売会が今日から大宮第二公園でスタートした。昨日は、朝から夜中の2時まで展示作品の整理や、裏打ちの作業をした。今日は朝9時過ぎから展示をした。ちょうど梅祭りが開催されているので、展示し終わらないうちから、多くの方が会場に来てくれた。私の絵は大したものではないので、ほんの材料費のみの安い値段にした。値段が安かったからだと思うが、9人の作品の中で、私の画が2番目に売れた。一人の妙齢さんに2枚買っていただいた。丁重にお礼を言って、「描かれた方ですか」というから「そうです。嬉しいから、チューしちゃおかな」と言ったら、「それは結構です」と言われた。
 生徒さんと言っても、書道の先生、能面や達磨などの彫刻を永年やっている方、水彩画やトールペイントを永年やっている方、皆さんその道ではプロ級の方が多い。

上の写真は私の作品です。
 先生の画と8人の生徒の画、そういう方々の上手な画が200枚くらい並ぶ中で、私の画が初日に3枚売れたのは、値段はどうでも、嬉しかった。
 私は「遍理」という落款を作って押している。「遍」は“あまねく”「理」は華厳経で言う、四種法界の「理法界(りほっかい)」「理事無礙法界(りじむげほっかい)」の「理」(=[世の中の絶対、平等の真理]からとったつもりだ。鎌田茂雄の「華厳の思想」のよると、『理法界を、般若心経の言葉で説明すると「色即是空」になる』という。
 またまた、わかったような、わかんないような話で脱線しました。明日から、生徒が交代で展示会場に行くことになっている。初日で全く知らない人から、三枚買い手がついたので、もうそれだけで満足だ。
 いずれにしても、曲がりなりに自分で作った作品を買っていただいたのは生まれて初めてで、嬉しいことでありました。
 この先、Henryが「名をなす!」ことがあれば、下手な画でも将来?値打ちがでるのだが・・・、時既に遅し!