妙齢さんから教えられて、北浦和にある「二木屋」というところに雛人形を見に行った。この二木屋さんというところ、１９５５年に厚生大臣を務めた小林英三の屋敷として、現在は国の有形文化財に指定されていて、その文化財の住まいを活かし、会席料理屋となっている。家に伝わる雛人形コレクションを客に見せていたようだ。それがまた評判となり、経営者の小林玖仁男さんが雛人形コレクターとして、その後全国の変わった雛人形を集めたものを一般公開してくれている。当主自らが「雛人形」のルーツや、色々な人形の意味などを解説してくれた。
今年は今日までだが、毎年３月３日前後の数日、無料一般公開をしてくれるという。普段は、会席の客に見せてくれているようだ。
真壁町のひな祭りとは異なる雛を見ることができた。一見の価値ありです。ご興味のある方は、以下のURLで「二木屋」さんを見てください。ここで年に一度薪能も催されるという。趣のある能鑑賞ができそうだ。
地元にもまだまだ知らない“名所”があるものだと思った。
http://www.nikiya.co.jp/index.html
