義父の墓参り

 義父の墓参りで千葉まで行ってきた。前回は、義母の体調不良で中止になってしまった。私も退職してから墓参りができず気になっていた。次男がメキシコに駐在する前に、墓参りをしたいと言ったのと、一歳になった孫娘を、曾祖父と、85歳になる曾祖母に会わせておきたいとの意向もあった。
 墓参りというものは、“仏”がめったに会うことのなくなった、残された家族、親戚を会わせてくれるのだと考えると、意義のあることだと思う。前日に義母のところに泊まった。たまたまだが、義父の妹さんが、母のところに電話をくれた。「兄さんによろしく」とのこと。義父があの世から妹に“声”をかけたのだろう。
 特定の法事ではないので坊さんは呼んでいない。宗派は浄土真宗なのだが、ヘンリー坊主、遍理浩然導師が南無阿弥陀仏と般若心経を唱えた。浄土真宗では般若心経は唱えないことになっているが、そんなことにこだわることはない。もっとも、遍理浩然、くそ坊主は真宗のお経の本も読んではいるが唱えられない。
 昨日までの寒さから、気温も上がり、良い墓参り日和になった。