島根紀行 その8 温泉津焼き 陶芸センター

 温泉津温泉のあさぎ旅館で豪華?な夕食を食べた。その日の朝とれたアワビ、イカ、はまち、など、海の幸をいただいた。とれたてアワビの丸ごとステーキは格別の味でした。この日はHenryのUnchikuだけでなく、I夫人の気功の話など、いろいろな知的会話に花が咲いた。
 翌日は温泉津焼きの椿窯に行き、湯呑みを買う。日本最古の登り窯を見て、すぐ近くにある陶芸センターに行った。陶芸の体験、楽焼きの絵付けができるというので、私は直径10cm程の皿2枚に達磨絵を書いた。Koubou、筆を選ばずのはずであるが、禅画教室の筆とはだいぶ異なる絵付け用の筆のせいか、思うように書けない。
 それでも、センターのおねいさんが、何かやっていますかと聞いてくれた。一緒に旅している、友人の妙齢ご婦人二人が、私の達磨絵を見て、是非、記念に書いてくれと言う。そう言われちゃー、Henry画ハハ伯、描き代はただで!快くお引き受けした。
 2週間ほどで焼き上がったものが届くだろう。どんな風に焼き上がるかが楽しみだ。

 この達磨絵、禅画教室の先生から教えてもらったもの。三心といって、「佛心」「無心」「洗心」を言う。心の中に達磨を描く。
 小生が描いた「○心」、「佛」も「無」も「洗」も描くのを忘れていた。まさに、“「虚(うつろ)」心”でありました。
 
 左の画はこのブログの「おえかき機能」でマウスを動かして描いたものです。筆で描くようにはいかないが、ちょっと遊んでみました。お皿に描いたものもこんなイメージです。この「無」を描くのを忘れたわけです。