国立新美術館「三軌展」を観る。

 先日、島根旅行でご一緒だったKI夫人からご招待を受けて、六本木の国立新美術館で開催されている「三軌展」を見に行った。「三軌展」というものがどんなものか知らずに行った。KIさんの写真が展示されている。絵画、工芸、彫刻も展示されるとのことで気楽に出かけた。行ってみて驚いた。4000?の展示室に900人くらいの会員の方々の作品が展示されている。
 絵画も何号というのか分からないが、畳、2畳、3畳位の大きなものが壁いっぱいにたくさん展示されている。素晴らしい作品もたくさんあった。広い空間でゆったりと鑑賞できた。工芸も色々と面白いものが展示されていた。
 KIさんの写真は、どこから撮影したものだろうか。ご自分のマンションから望遠レンズで撮影されたのだろうか。会場でお会いしたのだが聞き損なった。会場で撮影したので照明の光が反射したのか私の技術が拙いせいか、せっかくの作品がうまく撮れていないようですみません。
 写真の作品も素晴らしいものがたくさんあった。下の写真は「晩秋の風景」というもの、水墨画にしたいような光景である。
 改めて、こういった、写真、絵画、工芸、彫刻などを趣味とされている方が多いんだなと驚く。
「三軌会」をインターネットで調べたら、絵画・彫刻・工芸・写真の四部門で構成されている公募美術団体とのこと。相当大きな団体のようだ。どの程度プロの方が会員になっているのだろう。作品を見ると、ほとんどプロ級の方々のようにも見える。こういう中から一歩ぬきんでて、一流と認められるようになるには、更に大変なことなのだろうと想像する。
 何事も芸術の世界は奥が深く、大変な世界だなという想いを新たにした。
 「三軌会」というのは絵画、写真をやっている方はご存じなのでしょうが、以下のHPも持っています。ご興味のある方はどうぞ! 
http://www.b-sankikai.jp/