PC教室、「先生と言われるほどのバカじゃなし」
久しぶりにNPOのPC教室のお手伝い、エクセルでの住所録作成とワードでの年賀状作成。皆さんPCはそこそこ使えるのだが、エクセルの操作や、ワードの図形操作等はそれほど慣れていない方々だ。ちょっとしたテクニックも知らない方が多く、「ヘェーこんな事もできるんだ!」と感嘆の声。
いつも思うことだが、今のPCは30年前に比べると隔世の感がある。
性能、機能は言うまでもなく、ソフト操作性も格段に向上してきている。高齢者にとっても必需品になりつつある。その反面、一度トラブルが発生すると、よほどPCに精通していないと復旧が難しい。
携帯がここまで普及したのはトラブルの発生頻度がPCに比べ極端に少ないことも上げられるだろう。インターネットとメール、簡単なワードとエクセルができればシニアには充分だと思う。ハード、ソフト、ともに、シニアにもっとやさしいPCが出てきて欲しいものだ。
同じマンションの、妙齢友人Sさんが受講に来ていた。旦那のPCが家にあるのだが使ったことはないという。自分のPCを買おうと言っていた。テレビは一人一台の時代から携帯、ワンセグでいつでも何処でもの時代になった。PCも家庭内LANで使う人が増えてきた。これからの個人・家庭のPC・IT環境はどういう進化をしていくのだろうか。
何事も人様にお教えするのは楽しいものだ。先生といわれる程のバカじゃなし。最近は政治家の先生はバカが多い。とはいえ、久しぶりに「先生」と言われると、悪い気はしないもんだ。