新型インフルエンザ用マスク

 メキシコに駐在している次男からマスクを送ってくれとの連絡が入った。会社からも支給されたようだが、メキシコ自体が品切れを起こし、日本からの郵送品も無事届くか不明らしい。もっとあった方が安心だし、機能のより高度なものも欲しいというので、我が家の、鳥インフルエンザ用に備蓄していたものを数十枚、箱に詰めてEMSで送った。中身をマスクと書くと、箱を開けて中身を取られる可能性があるかも知れず、前回DVDを送ったときに無事届いたので、今回もDVDと書いた。無事届いたら、第二陣の、より高性能のマスクを送る予定だ。早くこんなものが要らない日が来るのを祈る。
 我が家の分がなくなったのと、追加で送らなければならないので町の薬局にマスクを買いに行った。ショッピングモール内のマツモトキヨシとスーパーの棚はほとんどが売り切れで、残っているのは安いものだけだった。郊外の大型薬局(セイムズ等)に行ったら、まだかなりの在庫があったので、百数十枚買った。給付金がマスクに消えてしまう。店の店長が毎日かなりの量が売れて、メーカーからの追加納入は決まっていないとのこと。(後で、義母の町にはたっぷり在庫があり、追加納入もあるとの電話が入り、地域により違いがあるようだと知った。)
 まだ、日本人の感染者はいないが、発生は時間の問題だろう。どこまで拡大が進むのか分からないが、レベルがPhase5になった今、マスク、食料などの備蓄は必要だ。
 テレビでいろいろな報道、情報が提供されているが、日本人の多くは、食料備蓄をしている人はまだまだ少ないようだ。身近なところから感染者が出てからでは遅い。夫婦二人のリタイア組は、10日間から1ヶ月くらい外出しなくても生活できる。しかし、一人暮らしをしている母親はいざとなれば、車で連れて来なければならないだろう。また、現役で働いている人、学校に通う子供や親御さんの面倒を見なければならない人は、真剣に備蓄を考える必要があると思う。