クリスマスジャズコンサート

 家人の友人からの紹介で、さいたま市文化センターに「親子のためのクリスマスコンサート」を聞きに行った。プレーヤーは塚原小太郎(ピアノ)、潮先郁男(ギター)、沼上励(ベース)、皆60歳以上の年季の入った方々だ。それぞれ、有名なグループとの共演やら、塚原小太郎グループでの活動や独自の音楽活動をしている。
 この日は“親子のための“ということもあって、「ウィンターワンダランド」、「サンタが町にやってきた」や、ディズニー映画のテーマ曲、「いつか王子様が」「星に願いを」や、「ギフト」など馴染みのスタンダードを演奏した。
 後半は、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」をクラッシックとジャズの融合として小序曲、行進曲から始まって、金平糖の踊り、花のワルツなどをジャズアレンジで聞かせてくれた。
 今までにバッハの曲などはジャック・ルーシェやオイゲン・キケロのジャズアレンジを聞いたことがあったが、チャイコフスキーは初めてだった。編曲した塚原さんによると、くるみ割り人形はいくつかのスタンダードナンバーの基になっていたという。
 なかなか味のある素晴らしい演奏だった。
最後は、ホワイトクリスマスの演奏に合わせて観客が一緒に歌った。
 やはり、Henryはクラッシック一辺倒のコンサートよりJazzの方が波長が合う。お酒を飲みながら聞ければ、もっと楽しいのだが。