クレージーキャッツの谷啓さんが、脳挫傷で11日に78歳で亡くなった。また一人惜しいエンターテイナーをなくした。一世を風靡し、我々シニア世代を楽しませてくれた、クレージーキャッツのメンバーも残っている方が少なくなり寂しい。
谷啓がダニー・ケイから名前をとったことは知っていた。昔、ダニー・ケイ、ルイ・アームストロングが共演した「5つの銅貨」という音楽映画を思い出す。ダニー・ケイから谷啓、しゃれた名付けをしたものだと感心した。私のHenry MiuraもこれにならってHenry Millerからとったものです。(ヘンリーミウラーについては、昨年2月27日のブログに書いた)
最近は大人?、シニアが笑えるお笑い番組がほとんどなくなった。
「笑点」や「綾小路きみまろ」くらいだが、これらもマンネリ気味で、腹の底から笑えることが少ない。
最近読んだ「“不良”長寿のすすめ」にも、笑いが免疫力を高め、NK細胞を活性化させるとかいてある。昨今、腹の立つことが多いが、もっと現代人が屈託なく笑える機会を意識的に持たないといけないと思う。そういう意味で、この高齢化社会、NHKも民放も、もっとシニアが腹を抱えて笑えるような番組を提供してもらいたいと思う。
近いうちに、谷啓さんの追悼番組もあることだろう。それを見ながら、あらためてご冥福を祈りたい。 合掌!