京都御所参観


 大阪にも通算10年ほど住んでいたので、京都には何度も行った。京都御所天皇家のお住まい、我々庶民が中に入れるとは思っていなかった。
 桂離宮を12時過ぎに出てタクシーに乗り京都御所に行く。集合時間が1時15分。御所内の安いうどんをかっ込んでセーフ。
 大学受験で嫌いだった日本史の勉強もしなくてはいけないと、「鳴くよ、うぐいす平安京」→なくよ=794年と憶えた年号だけは憶えている。今回説明員の話を聞いて、御所の中の紫宸殿で、大正天皇昭和天皇の即位礼が行われたことを、恥ずかしながら、はじめて知った。
 京都御所は歴史的建造物?ではなく、平城京から、平安京、現在の皇居へと、日本の天皇制、歴史の中で今もつながっているのだ! ということを改めて認識した。
 それにしても、御所の建物どれも大きく広い。夏はまだしも、いくら十二単といってもさぞかし寒かっただろうと思う。煖房は火鉢のようなものと、石を温めて袋に入れて懐炉としていたとのこと、昔の人はえらかった!
 この歳になってとは恥ずかしい限りだ。日本人、もっと歴史、文化を勉強しなくてはいけないとあらためて思った。
<追記>ブログを書くにあたって、はじめカテゴリーを「寺社」にして、桂離宮参拝としようと思った。待てよ!、離宮は参拝ではないな、Webを見たら、参観とあったので、カテゴリーも「机草子」とした。