中秋の名月と満月

 昨日の月を満月かと思って眺めていた。今日、テレビを見ていたら、今夜が中秋の名月で満月でもあると言い、中秋の名月と満月が一致するのは6年ぶりという。
 無風流のHenry君、中秋の名月を観賞するような経験は今までにない。八月十五夜の月=中秋の名月=満月と単純に思っていた。
 また理科系をバカにされそうだが、私の勉強をろくにしなかった専攻は機械工学。天文学は小さいときから好きだったが、恥ずかしながら、満月と八月十五夜の月がイコールではないことを今回初めて知った。
 ウィキペディアによると、以下の如き説明、満月のことはキーワードを「満月」と入れて調べてみてください。
以下、ウィキペディアからコピペしました。

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 八月十五夜の月を「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」と呼ぶ。
 「仲秋の名月」という表現もあるが、これだと「陰暦8月の月」を指し、十五夜の月に限定されなくなる。「仲秋」とは、秋を初秋(旧暦7月)、仲秋(同8月)、晩秋(同9月)の3つに区分した場合、旧暦8月全体を指す。対して「中秋」とは「秋の中日」=陰暦8月15日のみを指す。
 加えて、中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを「無月(むげつ)」、中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)」と呼び、月が見えないながらもなんとなくほの明るい風情を賞するものとされる。また、俳諧では8月14日〜15日、16日〜17日の夜をそれぞれ「待宵(まつよい)」「十六夜(いざよい)」と称して、名月の前後の月を愛でる。

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 今日の中秋の名月はきれいに晴れた夜空にくっきりとその姿を楽しませてくれる。日本人は古代からいろんな形で月を愛で、月見を楽しんできた。現在の東京では風雅な月見を味わうTPOが持てないだろう。
 我が家もベランダからの月見では風情がない。浴衣の似合う妙齢さんと、六義園向島百花園のような庭園のある茶室の縁側から辛口の日本酒などをちびりながら名月観賞ができたらと夢想して我慢しよう。