オキザリス 

 団地の知人の男性のIさんは現役の時にどのようなことをされていたのかよく知らないが団地内の植物や樹木のことに詳しい。専用庭のある一階に住んでいるので、いろいろなものを植えている。通りがかりに、Iさんが小さな花を6,7鉢手入れしていた。何の花か聞くとオキザリスと教えてくれた。日本名はカタバミだと言う。オキザリスギリシャ語の 「oxys(酸っぱい)」が語源と、「花300」の説明。葉や茎に蓚酸(しゅうさん)を含み酸味があることからつけられたそうだ。そういえば、酸素は英語でoxygen、これも語源はギリシャ語なのかと納得した。
 ところで、日本名のカタバミは漢字で書くと「酢漿草(かたばみ)」(「傍食」「片喰」「片食」とも書く)となる。植物の名前の付け方もお国事情があって面白いものだ。
 カタバミといわれれば、比較的あちこちで見かけるが、カタバミオキザリスも幾つもの品種がある。私は野草や小さい花の方が好きなので、このオキザリスも私の好みに合う。
ベランダの草花がみな枯れてしまったので、オキザリス栽培してみようかと思う。
(写真は風が強かったので手持ちでのマクロ撮影がうまくいかず、ピントが合っていないのが残念でした。)