日本シリーズ観戦

 ソフトバンクホークスが8年ぶりの日本一を決めた。第一戦から緊張感のある戦いで第七戦までもつれ込んだ。どのゲームもどちらが勝ってもおかしくない試合で面白かった。今年のスポーツはなでしこジャパンの世界一の他にはエキサイティングなものはあまりなかった。中日の落合監督にとっては最後のユニフォーム、野球の分からない家人も最終戦は一緒に見た。家人は落合監督にも勝たせたかったという。わたしは秋山監督のソフトバンクを応援した。
 優勝を決めて、一人一人の選手と抱き合いながら静かな男涙を流す秋山監督の顔は良かった。ひとつの大仕事を終えた男の安堵感とうれし涙だったのだろう。久しぶりの清々しい光景だった。