同期会川越散策(3月7日)

 会社の同期の仲間と川越散策を楽しんだ。午後1時半にJR川越駅に集合し、シルバー人材センターのガイドを頼んでの散策だった。
 川越には今までに5回位行っている。今回は今までに行ったことがなかった川越城あとの本丸御殿と、入ったことのない蔵造りの老舗を案内してもらった。
川越城太田道灌が築城し、江戸時代には重要な拠点でいろいろな歴史を刻んでいることを知った。本丸御殿内でテレビドラマの「Jin−仁」も撮影されたという。
 次に、蔵造り通りに行き、大沢家という、明治の大火で焼けずに残ったという蔵屋敷に入った。明治26年3月17日、養寿院門前から出火し、折からの強風で一瞬にして川越の中心街を焼き尽くした川越大火。しかし、大沢家は、この大火で数少なく残ったという。呉服太物を商っていた川越の豪商・西村半右衛門が寛政4年(1792)に建てた店舗蔵です。川越にある蔵造りのなかでは最も古く、国の重要文化財の指定を受けています。この大沢家、2階への箱階段(階段箪笥)など、江戸時代のシンプルな町屋形式を見ることができる。一階では川越の民芸品を販売している。
 以下のURLは大沢家
http://www.tabi2ikitai.com/japan/j1123a/a01040.html

 次に、ガイドさんに案内してもらって、服部民俗資料館(はっとりみんぞくしりょうかん)に寄った。もとは照降商(照る=ぞうりや下駄、振る=かさや高下駄)と薬種商(やくしゅしょう、薬を調合・販売する薬屋)を営んでいた商家・服部家住宅でした。「てりふりしょう」という言葉があることを初めて知り面白いなと思った。展示品の中に「道計り」というものがあり、服部家の奥さんが“江戸時代の万歩計”だと教えてくれた。残念ながら写真ご法度ということで画像をお見せすることはできないが、直径5cmほどのだ円形の懐中時計の様な形の中に二つの小さな円の中に秒針の様なものがある。どのように歩数を図るのか原理は分からないが、江戸時代にこのような万歩計があるとは驚きであった。
 この服部家、明治5年に、薬を作っていた資生堂の販売店だったという。その薬?の中に“齋薬・回春「神薬」”というのがあり、うーん!あの資生堂がこういうものも作って販売していたのかと感心した。
 菓子屋横丁、時の鐘を回って巡回バスでJR川越駅に戻り、駅前の居酒屋で同期と歓談して帰路に着いた。
 今までとはちょっと変わった川越散策ができました。
以下は服部家のURLです。
http://www.tabi2ikitai.com/japan/j1123a/a01040.html