京都 小野、随心院


京都小野の随心院に行った。この寺、991年の創建、小野小町の屋敷でもあった。月曜日の午前中ということで、我々の他には二人しかいなかった。寺の本堂には平安、鎌倉時代の仏像が奉安されていて、なかでも、本尊の如意輪観世音菩薩座像は片膝をたて、色っぽくもあり素晴らしい仏像だった。
庫裡の入り口には「はなの色は・・・」の歌碑もあり、書院の中の襖絵も素晴らしかった。書院から眺める庭園も世の中のしばしの喧騒を離れ、心落ち着かせてくれるものがあった。