中山神社(中氷川神社)

 地元の中山神社に行ってきた。ふだんは誰もいない神社なのだが、正月は神主さんがきて新年のお祓いをしている。巫女さんもきていてお札や破魔矢を売っている。ここは正式名は中氷川神社といって、崇神天皇2年(紀元前95年頃)創建と伝えられ、氷川女体神社と同年代の創建と歴史のある神社だ。「中氷川」の由来は、氷川神社と氷川女体神社の中間に位置することから付けられたという。

氷川神社祭神ははスサノオノミコト、氷川女体神社はクシナダヒメ、この中山神社はその子供のオオムナチノミコトと記紀神話の時代からの由緒ある神社なのだ。
 昔は、村の鎮守の神様としてもっと賑わっていたのだろう。しかし、別の見方をすると、大きな神社ばかりでなく、地元のこういう小さな神社に正月だけでもお参りをするというのは、まだ日本人の中に神様を敬う信仰が続いているということでないだろうか。
 かく言う私も、正月にはどこかに初詣に行かないとなんとなく区切りがつかない気持ちがする。そんなわけで、歩いて行ける所にある中山神社を参拝してきた。
 大宮の氷川神社は人が多いので3が日を過ぎてから行こうと思っている。