家人が急遽長男夫婦と清里に行こうということで、Netでペンションを検索、「Bonne Femme」というところを予約した。「萌木の村」と言うところの奥にある。ご夫婦で経営している。奥さんは、長野県中野市で明和元年(1764年)創業の「ふくろや」という、味噌、醤油の醸造商家の老舗の娘さんだったという。25年前に実家が酒屋さんだというご主人とペンションを始めたという。
 風呂は長男と一緒に、高原の中にある車で10分ほどのパノラマの湯と言うところに行った。露天風呂からは富士山も見えたのだが、残念ながら雲がかかっていて山裾しか見えなかった。




 夕食はフランス料理風で盛付けも綺麗でおいしかった。
朝食は自家製、焼きたてのパンが3種類、どのパンもおいしかった。
 奥さんは、実家が醸造商家だったこともあり、若いときから、酵母などについて興味を持っていたという。そんなわけで、パンの酵母にも興味を持ち自家製の焼き立てパンを焼き、宿泊客にもてなしている。パン好きな家人と、実家がパン屋さんの長男の嫁と話が弾んだ。

 梅雨時の清里は穴場のようで、ペンションの泊り客は私達だけで、貸し切り状態だった。
東京は猛暑、集中豪雨だったようだが、こちらは曇り、時折雨がぱらつく程度だったが、林間の中のドライブは快適だった。