特別養護老人ホーム 防災訓練

 我団地の隣に特別養護老人ホームがある。昨年、ここと相互防災協定を結んだ。老人ホームは夜間スタッフの数が少ない。火災などが発生した時、消防車が来る前に救助できる体制が十分でない。隣に住んでいる我ら防災会のメンバーが駆けつれば、救助の手助けができる。
 一方、我が団地が大震災にみまわれて、要援護者が自宅で生活できなくなった時や、介護が必要な人が出た場合にこの施設が10数人までは収容してくれる。そういう相互協定を結んでいる。
 ということで、老人ホームの防災訓練に参加した。この日の我々の役目は二階の入居者をベッドから救護マットに乗せ一階のロビーまで運ぶ。それだけの仕事だが70kg程の男性を6人で階段を降ろすのはかなり大変だった。
 エレベーターのない我がマンション、5階の要援護者を降ろすのは容易なことではないなと痛感した。