<高校同窓会 新年講演会>

 我が母校の同窓会では幹事を担当する年度が毎年変わる。昨年は60期である私の年度が担当し、今年は61期の卒業生が担当することになっている。昨年から、私のクラスメイトの寺澤さんが同窓会会長になり、事務局長、副会長、理事も私のクラスメイトや同期が務めている関係もあり、参加した。
 昨年はやはり私のクラスメイトでもある、防災科学研究所の岡田理事長に講演してもらった。今年の講演は61期卒の嶋田康子さん、日の出運輸企業株式会社の社長さんだ。どんな方なのか全く知らなかったが、高2の時に父親が死に、高三で母親を亡くした。明治大学の二部に通いながら、母親がやっていた土建業の後を継ぎ、その後、秋田で運送業を始め、いろいろな苦難を乗り越えて現在は秋田トラック協会会長などをしながら、今日に至っているという、波乱万丈のお話を聞いた。
 以下のURLから、日の出運輸企業という会社がどういう会社か、嶋田社長のビジネス人生の一端がご覧になれます。
 http://www.mitsubishi-fuso.com/jp/prfuso/2005/0510/ganba/hinode/index.html

 高校の同窓生には、いろいろな分野で活躍している人が多いが、どちらかと言うと、学者、芸術家や、教育関係が多い。ビジネスマンが圧倒的に多く、中小企業の2代目経営者もいるが、起業家は少ないと思う。まして、こんなバイタリティーのある女性起業家がおられるとは知らなかった。
久しぶりに感銘を受ける話を聞くことが出来た。