防災会活動:「あんしん安全カード」更新作業

 3月15日(土)は地元自治会の「あんしん安全カード」の整理作業。これは、会員(住民)の非常時に要援護が必要か否か。緊急連絡先や通いつけの病院などを記入して提出してもらい、非常時に少しでもお役にたてばと数年前から実施しているものだ。今回、データの更新をしてもらい、再提出していただいた。
 我団地も高齢化が進み、平均年齢も60歳を越えている。一人住まいの高齢者も多くなっている。この「あんしん安全カード」があまり役に立っても困るのだが、今までに数回、病気や事故の際、このカードによって家族や緊急連絡先に連絡して、役に立ったことがあった。
 我団地では、洪水、津波などの心配はいらないが、地震や竜巻、火災や孤独死などの問題はある。防災活動も会員の有志で行っており、限界もあるが、少しでも役に立てばと、いろいろ工夫をしながら活動を継続している。
 28棟ある集合住宅と戸建ての住民から提出されたカードは一部を防災会に提出いただき、控えを冷蔵庫内に貼り付けて、非常時に消防署や警察に見てもらう。防災会に提出してもらったものは、棟ごとに集計し、要援護者の有無などを確認し、防災活動など、非常時に備えることにしている。600件程のデータを防災会の幹事で手分けして作業をする準備を行った。
 地味な作業だが、地域の助け合い、互助のお役にたてばと活動を継続している。