<館山旅行 その4> [常楽山萬徳寺 釈迦涅槃像]

 野島崎灯台からの帰り、TVでも紹介されていた常楽山萬徳寺の釈迦涅槃像を見に行った。萬徳寺と言う寺があるのかと思ったが、ちょっと坂を登った所に看板と掘立小屋のようなものがあり、インドの服装を着た女性が、涅槃像のお参りの仕方を説明してくれる。拝観料? 400円教えられた通りに、涅槃像の周りを三周して、足の裏の法輪に額をつけてお参りした。
 誰がいつ頃、この涅槃像を作ったのか気になったので、件の女性に聞いてみた。この萬徳寺の住職が建てた(作った)とのこと。何となくすっきり理解できないので、帰宅してからネットで検索してみた。すると、この萬徳寺の住職は、谷川秀善という人で、自民党の元参議院幹事長であるという。今も住職をしているかどうかは分からない。この谷川秀善さん実家は大阪の浄土真宗のお寺だとのこと。何となくいかがわしさも感じたが、全長16mの青銅製ガンダーラ様式の世界最大級の涅槃像は、なぜこんなところにとの疑問は残ったが、なかなかの見ごたえだった。