「E=mc2」(E=mc^2 ⇒ m*cの二乗)山田克哉:講談社ブルーバックス

 今まで何冊もの相対性理論量子力学関係の本を読んできた。読み終わったときはなんとなくわかったような気になっていたが、今一つすとんと理解できなかった。久しぶりに書店に並んでいた署名にひかれて読んでみた。今までに読んだどの本よりも理解できたようだ。
 この本が面白く、分かりやすかったので、続けて、「真空のからくり」「光と電気のからくり」「量子力学のからくり」を続けて読んだ。「E=mc2」に比べて、素人にはちょっと説明がくどくて分かりにくかった。
 以下は、「E=mc2」のamazonの紹介文です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この数式が、「世界」を変えた!
「世界一有名な数式」が解き明かす物理の神髄!
アインシュタインの独創によって、物理学に革命を起こした相対性理論
「世界一有名な数式」は、どこがどうすごいのか?
マグカップを温めると重くなる?
速く走れば走るほど、体重が増える!?
質量と重さはどう違う?
光の速度はなぜ不変?
核兵器はなぜ、すさまじい威力を発揮する?
不確定性原理と協力して「無」から粒子を生み出す!?
真空に取り残された謎のエネルギーとは?
そして、今なお進化を続ける宇宙との深い関係とは?
――E=mc2が、すべてのカギを握っている!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
物理学も天文学もますます発展している昨今だが、ブラックホールダークマターなどまだまだ分からないことが多い。夜空を眺めて何十億光年の彼方の銀河に思いを馳せるのも時に必要か。宇宙の大きさ、すごさを感じるとともに、己の小ささ、はかなさを感じるこのごろであります。