東北・関東大震災 言葉を失う

 東北・関東大震災以来、各地の被害状況、避難所での様子、福島原発事故の刻々と変わる状況等々、余りの悲惨さに、なかなかブログを書く雰囲気になれない。
 地震からほぼ一ヶ月が過ぎようとしているが、埼玉の我が家でもまだ日に二,三度、震度3程度の余震がある。これほどの長い期間、関東地方で余震(地震)が続くのは、生まれてからこの方経験したことがない。
 茨城県沖、千葉県東方沖を震源とするM7〜M8の大地震が半年から1年以内に来る確率が高くなっていると地震の専門家も言う。
 福島原発のことも、原発の原理のことも含めだいぶ理解できるようになった。しかし次から次へと新しい事象が発生し、なかなかついて行けない。
 TV放送も平常放送に戻っているものが多い。玄侑宗久さんも言っているが、日本ばかりでなく、世界全体に関わる大災害なのだから、1局くらい、地震原発関連を終日放送すべきだと思う。池上彰が3時間の特別番組で原発のことを何回かに分けて放送している。NHKは池上彰の番組を見習って、避難しているお年寄りや、農業、漁業関係者にも分かりやすい放送をすべきだし、海外にももっと発信すべきだと思う。