2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

[机草子] 元上司との再会

30代で埼玉で、40代でLAで上司としてご一緒し、大阪本社に戻ってからは何度か仕事の上でご指導を受けた元上司、Hさんと再会した。札幌に住むHさんご夫妻、浦和に住む娘さんのところに年に一度くらい来られるという。LAに先に駐在されていたHさん…

 渡部昇一の昭和史

吉田茂のTVドラマ「負けて勝つ」を見て、吉田茂のことや、昭和史を読みたくなって、積読だった「渡部昇一の昭和史ー正」を読んだ。大学受験の時に日本史をとったのだが、近・現代史、昭和史はほとんど勉強しなかった。数年前から多少、昭和史や戦後史を読ん…

『ETV特集 今よみがえる“方丈記”〜日本最古の災害ルポルタージュを読む〜』

昨日のNHK教育テレビで『ETV特集 今よみがえる“方丈記”〜日本最古の災害ルポルタージュを読む〜』という番組を見た。昨年の3.11以後、堀田善衛の「方丈記私記」が話題になり、私も読んでみた。1185年(元暦2年)の大地震(おおなゐ)のことな…

南インドダイニング:薬膳カレーに学ぶ

先月行ったインドカレーの店、南インドダイニングという店に、家人と妙齢Kさんと一緒に言った。今回は薬膳カレーを食べた。ムングダルという緑豆とキャベツを煮込んだものだ。ムングダルという豆のことは知らなかった。スマホで調べると、ビタミンA,B類を多…

ノーベル賞

神戸大の山中伸弥さんがノーベル医学・生理学賞を受賞した。2006年にiPS細胞の作製に成功し、以来世界中の関心を集め、いつノーベル賞をもらえるかと期待していた。 本人のインタビューにもあったように、期待も大きく、これからが大変だろうと思う。しかし…

「ユーモアのレッスン」(外山滋比古:中公新書)

私の読む本はどうも硬い本が多くなる。人間は柔らかいつもりだが、Unchikuを語ろうとすると、硬い本が多くなる。高校時代から、どうも小説より硬い本の方に興味が向いてしまう。とはいえ、疲れたときや、寝る前の読書には時には気楽な本も読みたくなる。 そ…

「日本の歴史 何が本当にすごいのか」(田中英道:扶桑社) A塾の田中先生の近著を読んだ。今までに学校や通常の歴史物では語られていない視点、日本の美術、文学、絵画、仏像、建築、古墳などを見る視点を織り混ぜながら、日本の歴史を述べている。我々戦後…

<読書>「神道と日本人」(山村明義:新潮社) A塾の勉強会で、Oさんが紹介してくれた。とりあえず図書館に予約したら、忘れた頃貸出OKになった。この本を書いた山村明義さんと言う方、神道関係の方ではなく、宗教学者、哲学者でもない。雑誌記者を経て…