2010-01-01から1年間の記事一覧

2010年ブログ納め

本年も我がHenryブログをご笑覧いただき、ありがとうございました。今年はちょっとUnchikuが少なかったかなと反省?しています。息子や友人からもう少し短く書けとも言われていましたが、一言多いHenryとしては、つい余計なことを書いてしまいます。まあ、自…

読み納め、「めでたくポンと逝く」??

渡部昇一の「知的余生の方法」に刺激され、パスカルの「パンセ」とアレクシス・カレルの「人間−この未知なるもの」を今読んでいる。読み終わったわけではないから、正確には読み納めというわけではない。 12月に入ってからは、「めでたくポンと逝く」(帯…

2010流行語スペシャル、『 Now Henry ブログ なう?!』

NHKの「みんなで日本語」という番組で、2010年の流行語を取り上げていた。 1位:食べるラー油、2位:ツウィッター、3位:消えた老人、4位:イクメン、5位:AKB48、6位:ととのいました、7位:なう、8位:パワースポット、9位:無縁社会、10位:iPad、11位…

「知的余生の方法」(渡部昇一:新潮新書)

34年前に「知的生活の方法」を書いた渡部昇一さんが80歳になった今、「知的余生の方法」という本を書いた。 「知的生活の方法」は私も32歳の時に読んで影響を受けた。この本の7年前に梅棹忠夫の「知的生産の技術」がベストセラーになった。この2冊から、読書…

「ひらがなでよめばわかる日本語」(中西進:新潮文庫)

ひらがなでよめばわかる日本語 (新潮文庫)作者: 中西進出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/05/28メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 29回この商品を含むブログ (18件) を見る 家人が図書館で借りてきた。家人にしては珍しいジャンルの本を借りたので、なん…

「古事記を読みなおす」(三浦佑之:ちくま新書)

三浦佑之さんの本は「口語訳古事記」など読んでみようと購入したのだが積ん読になったままだった。この「古事記を読みなおす」は新書でもあり読みやすそうだったので読んだ。いままで、古事記については関連本を何冊か読んできたが、もうひとつ、理解ができ…

老人問題、講演会二題

我が団地に隣接する、特別養護老人ホームでの認知症に関する苑長さんの講演と、異業種交流会での脳神経外科の先生の講演を聞く機会があった。 私の親戚やら友人など、脳梗塞やら脳の病気にかかる人が増えてきた。自分もいつなんどき認知症や脳梗塞で倒れるか…

「ルポ 貧困大国アメリカ」「報道が教えてくれない アメリカ弱者革命」(堤未果)

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)作者: 堤未果出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/01/22メディア: 新書購入: 39人 クリック: 606回この商品を含むブログ (373件) を見る 「ルポ 貧困大国アメリカ」は以前に発行された岩波「図書」の「私の勧める岩波新…

「語る禅僧」(南直哉:ちくま文庫)

語る禅僧 (ちくま文庫)作者: 南直哉出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/11/12メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 10回この商品を含むブログ (7件) を見る 南直哉は早大文学部を卒業し26歳で曹洞宗において出家得度、永平寺で19年間修業。その後、福…

「インテリジェンス人間論」(佐藤優:新潮文庫)

さきに読んだ「国家の罠」が面白かったので、この本を読んだ。外務省の在籍時代に間近に接した、歴代総理やロシア首脳、さらに歴史上の人物を“インテリジェンス”の視点から分析していて面白い。インテリジェンス人間論 (新潮文庫)作者: 佐藤優出版社/メーカ…

ギャラリー&銀ブラ

銀座の中島アートに堀文子展を見に行った。家人が堀文子さんが好きで画集も持っている。今回は、「ミロに学ぶ」と題する作品と、免疫学者多田冨雄の「落葉隻語」の挿絵の作品を展示してあった。「ミロに学ぶ」の方は、小生、ミロの絵を知らないので良く分か…

団地防災訓練

自治会の自主防災会の副会長を引き受けて5年目になる。防災訓練も4年目だ。地元の消防署に来ていただいて、煙中通り抜け訓練や、三角巾の講習もしていただいた。 さいたま市からの補助もいただいて、今年は二つめの防災倉庫も建設し、階段避難車も購入した。…

北鎌倉散策 <その3>精進料理「鉢の木」

円覚寺を出て鎌倉か移動を左に折れ、すぐ近くの「鉢の木」という精進料理の専門店で精進料理弁当を食べた。この店、昭和39年の創業で、屋号は本店が北条時頼の建立になる『建長寺』門前に創業したことから、この古事にちなみ、お客様を心をこめておもてな…

ゴルフ:吉見GC

先月の惨憺たるゴルフから一ヶ月、久し振りに天候にも恵まれ、天気予報よりも暖かい中でプレーできた。今回は相変わらずドライバーは距離が出ないものの、アイアンとアプローチ、パターが30と良く、私としては今年一番のできだった。前回のコースに比べフ…

北鎌倉散策 <その2> 円覚寺参禅 坐禅会

法話がすんで10分ほどの休憩。希望者のみが残って参禅会が行われる。半数以上が残っていただろうか、向かい合わせに5列ほど座る。僧侶が簡単に坐禅の仕方を説明する。結跏趺坐が完全にできる人は少ないようだ。半跏趺坐と胡座の人が多い。私のように胡座も…

北鎌倉散策 <その1> 円覚寺参禅

A塾の先輩、Oさんのお誘いで、3つのグループからの12名で鎌倉円覚寺での参禅と北鎌倉のお寺を散策した。 北鎌倉8:30集合。我家からは6時13分の始発のバス。ゴルフ以外での5時起きは久し振りだ。夜型の小生としては、ちとつらい。 円覚寺は何年ぶりだろ…

世界女子バレー観戦

今回は女子バレーをじっくり観戦した。ロシアとの一次リーグ一位争いはロシアとの力の差を感じたが、昨年までのチームとは異なりかなり強くなっていることを実感した。選手の目つきが違っていた。 決勝リーグでのブラジル戦は2セット先勝しながらの逆転は残…

「『やまとごころ』とは何か−日本文化の深層」(田中英道:ミネルヴァ書房)

A塾の田中先生の書いたものだ。はしがきで万葉集について触れ、1300年前もの歌:文学が現代でも広く民衆に愛されているのは世界でもきわめて稀なことことだと語る。万葉集は古代の歌だが、「近代」と「古代」の壁を越えた日本人の生の連続性があるという。 …

「鬼平犯科帳」ゆかりの地 散策 <その2> &同期会

小説上の長谷川平蔵の旧宅があったという津軽越中守下屋敷(津軽神社)から、池波正太郎も訪れていたという軍鶏鍋屋さんの「ぼうず志やも」を見て回った。小説の中で度々登場する「五鉄」のモデル候補にピックアップされている店という。なかなか風情のある…

「鬼平犯科帳」ゆかりの地、散策 <その1>

会社の同期会で「鬼平犯科帳」縁の地を散策した。同期のW君、K君が「鬼平犯科帳」の愛読者で、散策コースの地図関連資料を事前にメールでくれていた。 「鬼平犯科帳」は私は一冊も読んでいなかったので、この二人にメールし、予習がてら何を読んだらいいか…

「鬼平犯科帳」ゆかりの地、散策 <その1>

会社の同期会で「鬼平犯科帳」縁の地を散策した。同期のW君、K君が「鬼平犯科帳」の愛読者で、散策コースの地図関連資料を事前にメールでくれていた。 「鬼平犯科帳」は私は一冊も読んでいなかったので、この二人にメールし、予習がてら何を読んだらいいか…

高校同期会

高校を卒業して48年になる。4年ぶりに開催された。この時は参加しなかったので、7年ぶりだったろうか。参加者は50名ほど。先生のご参加は高校1年の時の担任のT先生、英語のH先生の二人だけでちょっと寂しかった。体育のN先生は亡くなったと聞いた…

ショパン生誕200年

NHKのBSハイビジョンで「みんなのショパン」という番組をたまたま見た。4時間の長時間番組だったので、後半の2時間ほどしか見られなかった。ショパンの曲は曲名とメロディーがわかるのは、「英雄」「別れの曲」「幻想即興曲」くらいだ。久しぶりに聞…

さいたま市「市展」

妙齢友人がさいたま市の「市展」のお手伝いをしている関係で、「市展」をさいたま市のノースプラザに見に行ってきた。1,2階のフロアを仕切って、油絵、書、工芸、写真など多くの作品を展示していた。市長賞、美術家協会賞、議長賞、奨励賞など、数百点の…

台風接近の中のゴルフ

大阪から、埼玉勤務時代の上司が来られ、昔の会社仲間と27日、28日と2日続けてのゴルフ会に参加した。最近はやるたびにスコアが悪くなるので、いささか気の重いゴルフだったが、昔の楽しい仲間達とのゴルフは、脳の活性化にもいいだろうと参加している…

特別養護老人ホーム視察

我が団地に隣接している老人ホームを視察した。団地の防災会と協定を結んで、災害時の協力をしようという目的である。 この施設は100名ほどの障害を持った老人が入っている。職員は170名ほどいるが、女性が大半で、夜間は数名しかいないという。建物は…

「古文の読解」(小西甚一:ちくま学芸文庫)

高校時代、国語の苦手な私は、古文、現代文とも点が取れなくて苦労した。理科系受験なので英数理で点を稼げばいいようなものだが、数学、物理、化学などの得点もなかなか上がらず苦労した。そんな中で、古文ももう少し点が取れるようにと参考書を探した。 そ…

東京Jazz2010

今年も有楽町国際フォーラムで「東京Jazz2010」が開催された。毎年行ってみたいと思っているのだが、今年も行けなかった。NHKがテレビでたっぷり放映してくれるのでそれで楽しんでいる。昔から、Jazzは大きな会場で聞くよりも、あまり大きくないJazzライブハ…

『「まじめ」は寿命を縮める−「不良」長寿のすすめ』(奥村康)

「不良」長寿にひかれて読んでみた。 私は糖尿病キャリアで、タバコも二度ほど禁煙したが復活してしまっている。最近のテレビでは、いろいろと詳しく病気の原因やその予防法を解説してくれている。 医者も私の掛かり付けのドクターはそれほど厳しいことを言…

フォト俳句

sunriseさんのコメントに対する返信ですが、長くなりましたので本文で書きました。 俳句なんて高尚なものは、文学的才能のない遍理にはできません。ただ、森村誠一の提唱するフォト俳句を見て、自分が花散歩などをした際に、思い出になる一言を書き添えたら…