2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

妙齢友人:漫画家「うらたじゅん」さん個展

大阪時代の妙齢友人、うらたじゅんさんの個展が、表参道の「ビリケンギャラリー」で開かれるという案内状が来たので行ってきた。そうです! Henryの妙齢友人は“使い回し”ではなく、全国区?でいるのであります。この「うらた」さん、知り合った時には、すでに…

ボストン美術館浮世絵名品展

江戸東京博物館に浮世絵を見に行った。平日だが今月いっぱいということで館内は一杯だった。日本人の芸術愛好家が多いことに改めて感心する。浮世絵もにわか勉強のため分からないことが多い。歌川豊国の美人画も綺麗であでやかだったが、やはり、写楽、北斎…

PC教室、「先生と言われるほどのバカじゃなし」

久しぶりにNPOのPC教室のお手伝い、エクセルでの住所録作成とワードでの年賀状作成。皆さんPCはそこそこ使えるのだが、エクセルの操作や、ワードの図形操作等はそれほど慣れていない方々だ。ちょっとしたテクニックも知らない方が多く、「ヘェーこんな…

尺八と“ふける”

昨日の講演では、尺八の長さは一尺八寸から三尺三寸のものまであり、一寸で半音違ってくるという説明があった。それは理解できた。穴が5つしかないから、和音階の5音階が基本なのだということは分かるが、尺八音階の説明はなかった。 インターネットで尺八…

ラフレ講座 藤原道山の尺八

東京芸大出の若手尺八奏者、藤原道山(36歳)の尺八講座とその演奏を聴いた。尺八の由来、尺八の種類、尺八の調子などの解説を交えながら、アメイジング・ブルースから始まり、「虚空」「峰の月」等の尺八の古典というような曲、広隆寺の弥勒菩薩に寄せて…

クラシックコンサート「新世界より」

久しぶりに、クラシックコンサートに行った。新宿の東京オペラシティーコンサートホールというところに始めていった。オペラシティーにはアートギャラリーもありなかなか立派な建物だ。 エドゥアルド・トプチャン指揮、アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団…

里の秋2

我がマンションの紅葉も綺麗になっている。シンボルツリーのメタセコイヤ、ユリノキ(半纏木)も色とりどりの半纏がつり下がっている。 マンション住民の愛する、中央緑道、別名「第三の男通り」これはHenryが勝手に命名したのだが、この通りもムードのある…

防災訓練

自主防災会を立ち上げて3年目、去年に続き2回目の防災訓練を行った。朝7時に起きるとあいにくの雨。防災会のメンバーと協議。地元の消防署もこの雨ではと、乗り気でない。雨の中でのテント張りも大変なので、中止を決定した。集会所で、アルファ米と豚汁…

「脳ある人、心ある人」養老孟司+角田光代

養老孟司と直木賞作家;角田光代の往復書簡。理科系の養老さんと、家人が好きな、文化系の角田さん。気軽に読める話題を取り上げているが、対話のキャッチボールが知的で楽しい。 以下、私が傍線を引いた箇所を書き出しました。Yは養老さん、Kは角田さん、H…

「写楽は北斎である」(田中英道)

江戸東京博物館でボストン美術館浮世絵名品展が11月30日まで開かれている。A塾の仲間と22日に鑑賞しに行くことになっている。いままで浮世絵は写真でしか見たことがない。A塾に行き始めてから、先生から時々浮世絵の話が出る。先生は、西洋美術史が…

筑紫哲也のご冥福を祈る

筑紫哲也が73歳で亡くなった。筑紫哲也のNews23は毎日見ていたわけではないが、「多事争論」など味のあるニュース番組のキャスターだった。惜しい人材をまた亡くした。 筑紫哲也は元朝日ジャーナルの編集長だった。私も20代の頃は朝日ジャーナルをよく読…

堀文子とミジンコと坂田明

家人に引かれて、銀座の画廊で開催されている堀文子の個展を見に行った。2007・9・16、NHK放映の「新日曜美術館」で「日々、いのち新たに〜日本画家堀文子、89歳の鮮烈〜」とタイトルされていた番組で堀文子という画家を初めて知った。その番組にジャズサ…

「うだつが上がらない」

Unchiku Henry この年になるまで「うだつ」を知らなかった。湖北旅行で長浜を散策しているとき、妙齢のHさんが「この辺はうだつが上がっているわね」と「うだつ」を指さして教えてくれた。 私の育った市川や東京の下町では見たことがなかった。幼かりし頃の…

里の秋

街中や我がマンションの中の木々も色づいてきて冬が近いことを知らせてくれる。そういえば、今日はもう立冬なのだ。退職すると1年の経つのが年々早く感じる。 いつも行く図書館の近くの公園にツワブキが咲いている。もうこれから咲く花はほとんどなくなるの…

琵琶湖に想う

観音菩薩は男性である。湖北旅行の妙齢メンバーにそう言ったら、えっ!、そうなんですかと怪訝な表情。たしかにいろいろな観音菩薩、どう見ても女性を感じる。向源寺の十一面観音など、あの独特の腰のひねりなどを見ると、ミロのヴィーナスよりも余程色気が…

琵琶湖湖北観音巡り <その3>

余呉湖は湖北とあってさすがに朝晩は冷え込む時期になっていた。朝6時に起きて、同室の方と湖の周りを散歩した。湖面から朝靄が立ち上りちょっと幻想的な雰囲気だ。湖畔で紅葉と湖面を水彩画で描いているグループのメンバーの女性もいる。 グループのNさん…

琵琶湖湖北観音巡り <その2>

余呉湖は琵琶湖の北にちょこんと乗っかっているような1.8平方キロ、周囲6.45kmの小さな湖だ。周囲にはほとんど建物がない。日本最古とされる、羽衣伝説の残る、はるか古代からの神話の地である。湖の周りにはコスモスが綺麗な花を咲かせていた。アジサ…

琵琶湖湖北観音巡り <その1>

A塾の企画で湖北観音巡りをしてきた。総勢19名、塾のメンバー、男性は先生をはじめ10名、女性は9名。長浜駅で集合し、高月まで行って、そこからチャーターしてあるマイクロバスに乗った。皆さん、塾で日本の仏像や寺社巡りをしてきている美術愛好家の皆さん…