- ブログの名称を遍理机草子から遍理徒然草と変えるにあたり、あらためて徒然草の数段を読み返した。
初めて徒然草に接したのは、高校1年の古文の授業。小6の時百人一首は全ておぼえたのたか、国語嫌いだった小生、古文には面食らった。何だこれは、英語より面倒だ。ほとんど一語ごとに古語辞典を引いて予習した。
理系の私は感性に乏しく、枕草子、源氏物語等の文学的なものは苦手だった。高校3年になった頃から哲学、仏教に興味を持ち始め、モンテーニュのエセー、パスカルのパンセなどの随筆や、哲学書、仏教書を多く読んできた。歳をとるに従い、平家物語、方丈記の味わいも少しは分かってきたが、私には徒然草が性に合っている。
そんなことで、今回気分を変えて、遍理徒然草と改名した次第です。