カーキ色

秋のアウターをエディーバウアーで買った。卓球の仲間が、良いカーキ色ですねと言う。私の理解ではカーキ色は黄土色と思っていたので、後でWebで調べてみた。カーキ( 英語の「khaki」)はヒンディー語本来「土埃」を意味する言葉という。
 19世紀半ばに植民地であるインドに駐留していた英国軍が、白い夏服の汚れを嫌って当地のを用いて服を染め、それを現地語でカーキと称したのが始まりであると言われている。 その後、「軍服色」という意味において、森林地帯を想定して作られた米軍のくすんだ濃緑色(オリーブドラブ)のこともカーキと呼ばれるようになり、英語圏においても色の定義が混同されるようになっていった。
 
 日本では、1906年明治39年)に陸軍がそれまでの濃に代えて採用した帯赤茶褐色黄土色)がカーキ色として紹介された。これは当時の主戦場であった朝鮮半島中国大陸黄土の色に合わせたもので、このため日本語でカーキ色と言う場合には、欧米のそれよりもかなり赤みの強い色を指すこともある[1]。なお、1920年大正9年)以降の軍服に用いられるようになった帯青茶褐色は「国防色」と呼ばれ、上記のカーキ色とは区別されることが多い。
「カーキ」という単語は現在も多くの国々で軍隊代名詞として使用されており、例えば英語で”Get into khaki”と言えば軍に入隊するという意味になる。最近撮影したカーキ色のアウターを着た小生の画像を添付しました。

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