2月の講習会の後、3月から句会に参加する予定だったが、コロナウィルスの影響で休会となっていた。昨日4ヶ月ぶりに再開され、初めての句会となった。
今回の提出句は
立葵空に向かいて咲き登り
妻の手でうすき髪切る薄暑かな
席題は「しみじみ」
私の句は
しみじみと演歌の孤愁梅雨の夜
新田次郎と藤原正彦の「孤愁」を読み終え、昭和の演歌を聴きながら孤愁を味わう気持ちで作りました。
この日の特選は
しみじみと螢袋のうすあかり
蛍袋という植物のことを知らなかった。
俳句を始めて、鬼灯(ほおずき)、時疫(ときのえ)、半夏雨(はんげあめ)など、知らなかった日本語も多く勉強になる。