[机草子]中学同窓会

 5年ぶりに中学の同窓会に参加した。昨年、中学の同期会を51年ぶりに開催する際、同窓会の会長に大変お世話になった。昨年の同期会で幹事の方やこの会長に達磨絵を差し上げたのを気に入ってもらえたのか、その会長から、今年の同窓会(全学年)に私の達磨絵を展示してくれと要請された。私より、他にも、水彩画やちぎり絵などプロ並みの有能な方も多くいるはずなのだが、なぜか私に指名が来た。断るわけにもいかなかったので、何枚か新たに描き足し、多少見栄えのする額なども購入し、展示した。
 同窓会は第一期(昭和25年卒)から、62年間の卒業生の中から参加したのは120名弱、昨年よりも参加者が増え今までで最高だったと聞いた。会長はじめ、事務局、評議委員の皆さんのご努力に頭が下がる。
 5年前に参加した時は同期が私一人で寂しい思いをしたが、今年は4名参加した。また、次姉、次兄の同級生からも声をかけられ、懐かしいひと時を過ごした。
 私の達磨絵にも興味を示してくれる方も多かった。中学の校長先生、教頭先生も来賓として参加されていたので私の作品の中から気に入ったものがあればと差し上げた。校長室に飾ってくれるという。
有難いことだ。
 卒業生お医者さんによる「腎臓病の話」も為になったし、女子中学生の唱歌のコーラスも素晴らしく、日本の唱歌、同様の素晴らしさを改めて見直した。
 ブラスバンド部は1960年代のポップスや、「大いなる西部」「遥かなる山の呼び声」他、我々シニア世代向けの西部劇主題歌などをメドレーで演奏してくれて、中学時代、毎週のように西部劇を見に行った、若かりし頃を思い出させてくれた。
 昼間の中学の体育館での同窓会なので、アルコールはなく、お茶とお菓子での懇談会は、ちと、Henryには寂しかったが、これもまたよしでありました。