ニュージーランド大地震

 私の高校時代の友人が、NZのクライストチャーチにご夫婦で3ヶ月間の長期滞在生活をしている。朝、家人の「NZで大地震よ!」の声に飛び起きた。震源地はクライストチャーチ!数日前に彼からメールがきており、北島のタウポというところに行っているとのことで、被害には遭っていないとわかりホッと胸をなで下ろした。
 彼がレンタルしているクライストチャーチの家は、確か木造平屋。家がつぶれていることはないだろうが、家具や調度品がどうなったか心配だろう。
 マグニチュードは6.3だが、震源の深さが5kmとかなり浅かったことが被害を大きくしたようだ。私はLA在住時、ロスアンゼルス(ノースリッジ)大地震を体験した。LA地震マグニチュード6.7、震源の深さは14.6kmだった。映像で見るとクライストチャーチの被害の方が大きく感じられる。日本とよく似た地震国、耐震知識はあったというが、古い建造物が倒壊しただけでなく、新建築も倒壊しているのは何故だろう?
 私は現在800戸の団地の防災会の役員をしているので、地震の度に色々と考えさせられる。今回は携帯メールの有効性、携帯の明かりが暗闇での照明がわりになることなどを教えられた。携帯はバッテリーに限界があるため、携帯充電器と、予備の電池を入れた小さい袋を家人が早速用意した。サイレントタイムは、救助のための小型飛行機やヘリコプター、瓦礫を取り除く救援機器の騒音を一瞬一斉になくし、被災者の救援を求める声を聞くのだそうだ。参考になることが多い。
 ともかくも、行方不明者の早急な発見、救出を祈る。
東京直下型だったらと想像すると恐ろしい!