オヤジの料理教室その3

 毎月1回行っている料理教室も今回で3回目。毎回目新しいメニューを講師が用意してくれる。今回はいなり寿司、草だんご、はまぐりの潮汁、菜の花の昆布じめの四品。
 いなり寿司や、草だんごなどもちろん初めて作った。寿司めしに、ごまや、数の子、甘酢しょうを細かく刻んで混ぜ合わせ油揚げの中に詰め、4種類のお稲荷さんを作る。油揚げの袋を閉じずに、それぞれ寿司飯の上に入り卵を載せ、更に、エビをきざんだものやルッコラをのせる。できあがりは写真の如くですが、見た目に綺麗だ。しかし、ただのおいなりさんと違ってかなり手間がかかっている。できたいなり寿司の間に菜の花の昆布じめを置いてある。ちょっとしたホームパーティーにも使えそうだ。
 いなり寿司の真中にのっているのは先生が作った梅の花をあしらった巻き寿司です。これはオヤジが作るのは難しそうだ。

 草だんごも美味しくできた。私は特別甘党ではないが、コーヒー、紅茶の友や、緑茶の友に上品な和菓子をいただくのは悪くない。しかし、糖尿キャリアになってからは、家人の監視が厳しくあまり多くはいただけない。
 たくさん作るのでなければ、最近は何でも買って来てしまった方が安上がりで美味しいことが多い。しかし、料理は何によらず、作る喜び、楽しさなのだろう。先に習った料理も、自分なりに具や味付けを変えて作ってみるのも、ささやかな創造の喜びなのだろう。
 自分が作ったものをあまり美味しくないといわれた時は、「チキショー」今度はもっと上手く作ってやるぞ!という気になる。