五角箸と松徳硝子のコップ

 地井散歩で取り上げられた江戸木箸の五角箸については4/13のブログに書かせていただいた。その後、近くの2,3のモールを回っていると、結構いろいろな箸を売っていることに気がついた。大黒屋ほど格調は高くないが、特売で300円〜1,000円程で五角箸や六角箸が買えた。八角箸はまだ使っていないが五角、六角をいくつか買って使ってみた。
 最初の先入観があるわけでもないが、やはり五角箸が指にしっくりくるようだ。
 ところで、鉛筆はどうして六角になったのだろうか。筆記具雑考でも書いたが、鉛筆やシャープペンシルは六角が使いやすい。三角や三角っぽいペン軸のものもあるが、ちょっと握りの感触に違和感がある。
 LAに駐在している時、日本食レストランの割りばしの袋に、外国人向けに、箸の使い方が書いてある。上の一本は、親指、人差し指、中指の3本でペンのように持てと書いてある。うまい説明だと感心して、この方法で多くのアメリカ人に箸の使い方を教えたことがある。となると、箸もペン(鉛筆)と同じく、五角よりも六角の方が落ち着きがいいようなものだが、箸の場合はなぜか五角の方がしっくりとするようだ。

左から1番目と3番目が五画、2番目、4番目は六角です。
 八角は使っていないが、面が多くなれば、丸箸と変わらなくなるのではないかと思う。
 Henryの箸審査は五角箸がGOKAKUのようでありました。
画像に映っているグラスは、これも地井散歩で取り上げられた、錦糸町の松徳硝子製の冷酒用とロック用のグラスです。このグラスについては近日公開。