8都県市合同防災訓練

9月1日防災の日に秋が瀬公園で行われた、8都県市合同防災訓練に地元の自主防災会の代表として参加した。さいたま市の各区に所属する自主防災からバス20台余り関係者も合わせると2千人以上は集まったのだろうか、これほど大規模な防災訓練に参加したのは初めてだ。
 消火訓練はもとより、小学生も参加してのバケツリレー、アマチュア無線の防災ネットワークグループも参加しての、情報伝達訓練や、自衛隊、東京、神奈川、川崎、千葉など、応援都県市からのヘリコプターによる救援物資輸送や災害救助犬の輸送など本格的な訓練が行われた。会場からは見ることはできなかったが、河川からの救出訓練、帰宅困難者の川を利用しての帰宅なども行われて多種、多彩だった。
  別会場では、炊き出し実演や、防災関連用品の展示説明などもされていた。三角巾の使い方も初めて教えてもらった。足首を捻挫した時の三角巾による応急の足首固定など勉強になった。
 自衛隊や警察、県や市の防災体制もかなり充実してきていることを実感できてよかった。と同時に、前日のNHKテレビでも防災特集をやっていたが、公共機関の救援が来るまでの、自主防災体制の重要性を改めて痛感する。中川地区の防災会は防災倉庫を4つも備え、自警消防団も組織し団員が60名くらいいるという。小型消防自動車も持っているというから驚く。わが東新井団地は、やっと防災会がスタートし、防災倉庫の設置と、リアカー、担架などの防災用具を買う段取りまで来たところだ。災害は待ってくれないが、さりとて、少ない予算では少しづつ揃えていくしかない。設備を整えることも大事だが、住民の共同、協力意識を高めていくことが重要なことだと痛感した。