Jazz 喫茶「DUG」

 会社の同期の友人が大阪から上京してくるというので、新宿で待ち合わせ、Jazz 喫茶の「DUG」に行った。学生時代や入社したての頃は、何度かこのDUGにも行った。インターネットで新宿のJazz喫茶を検索すると10件くらい出てくる。ところがそのうちの何軒かが閉店してしまっている。Jazzファンは増えているはずなのだが、JazzをJazz喫茶で聞く時代ではなくなってきているのだろう。私たちのようなシニア世代が昔を懐かしんで来るのだろうか。
 このDUG創業が1961年というから、48年続いていることになる。こういう店は閉店せずに頑張ってもらいたいものだ。
 
 ところで、この友人Mr.Sは大のJazz好きで、在職中も私に何回かJazz講義をしてくれた。このS御仁、在職中はオーディオ関係の部署も永く担当しており、ハードに関しても詳しく、耳もいい。
 今回は前回会ったときの私の質問、「モードジャズ」とはどんなものか、ブルース音階、日本のヨナ抜き音階について説明してもらった。会う前に、A4用紙にこまかい字で、五線譜も書き込んで12ページにわたっての予習書?(説明書)を郵送してくれた。わかりやすく書かれているのだが、Jazz理論については素人のHenry、読んでもわからないところが数カ所あった。それらを説明してもらい何とか少しわかるようになった。
 おまけに、私のブログを読んでくれて、「Henry Miller」が書いた小説「北回帰線」他についても講釈を聞かせてもらった。
 持つべきものは友達だ。Unchiku Henryにも、こういうUnchiku先生がいることがありがたい。
 久しぶりに、懐かしいJazz喫茶で楽しいひとときを過ごした。