初詣 岩槻慈恩寺

 <初詣 岩槻慈恩寺

 昔から行列と混んでいるところが嫌いだ。だから、初詣を元旦にしたことはない。遠い所にいくのも億劫だ。そんなわけで、今日、車で30分弱の、岩槻の慈恩寺に行ってきた。

 本尊は小さくて良く見えないが、千手観世音菩薩であり、この寺は坂東三十三箇所第12番札所で、天長年間(824年 - 834年)円仁の開山によって創建されたと伝えられる。

 日中戦争時の1942年(昭和17年)12月に日本軍が南京で発見した玄奘の遺骨の一部が戦後この寺に奉安されることとなり、1953年(昭和28年)5月に十三重の花崗岩の石組みによる霊骨塔・「玄奘塔」が落慶したとのこと。

 慈恩寺には数年前に来たことがあるが、玄奘塔は寺から少し離れているので見に行ってなかった。玄奘の遺骨が納められていると聞くと感慨深いものがあった。

 塔の前で初老の男性が般若心経をとなえている姿が印象的だった!


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f:id:henrymiura:20170104003337j:imageびんずる尊者