能「景清」鑑賞

 高校時代の同級生の妙齢が能を見に来てくださいとのことで、渋谷の観世能楽堂に行ってきました。同級生に誘いをかけられたのですが集まったのは妙齢女性のみ。Henry 君、またまた妙齢に囲まれて、楽しく、能の話やお花の話などをしてきました。

同級生の能は「景清」。能にも関心を持ち始めているのですが、まだまだ味わうところまでいかない。白洲正子さんの本の中でいろいろな能の話が出てくる。本の中では少しわかるのですが、舞台を味わうのは修行が必要なようだ。

能を鑑賞に来る方を見ていると、圧倒的に女性が多い、しかも妙齢だ。もっとも、私の定義する、妙齢:35〜65に比べると+5歳〜+10歳位だろうか。同級生のお母さんも来ておられ90歳を超えておられるとか。
 私の贔屓目かもしれないが、能を鑑賞しに来ている、妙齢のご婦人方に、凛とした美しさと品位を感じた。

 都々逸、新内がいいと言っているHenryには、まだ「能」の壁は高い。