南インドダイニング:薬膳カレーに学ぶ

 先月行ったインドカレーの店、南インドダイニングという店に、家人と妙齢Kさんと一緒に言った。今回は薬膳カレーを食べた。ムングダルという緑豆とキャベツを煮込んだものだ。ムングダルという豆のことは知らなかった。スマホで調べると、ビタミンA,B類を多く含み、カルシュウムや鉄分を多く含むと言う。
5000年前のヒンズ―教の伝統的医学のアーユルヴェーダで老人、子供にいいとされている。ちなみに、アーユルはサンスクリット語で生気、生命のこと、ヴェーダは知識、学ということだそうだ。こういう能書を知っただけでも、この薬膳カレーが体に良さそうな気がしてくる。
 この店の美人の女性に、南インドから来られたのかと聞いたら、ネパール人だと言う。胸の名札にカタカナで「アムリタ」と書いてある。アムリタとは確か中国語では「甘露」、これもスマホですぐ調べて、インド神話に出てくる神秘的な飲料で、飲む者に”不死”を与えるとのこと。ウィキペディアに書いてあることを、このアムリタさんに読んで差し上げたら、”アムリタ”の意味はご存じだった。
 吉本ばななが「アムリタ」という小説を書いていたり、牧野由依という歌手が2005年に「アムリタ」という歌を発表していたことも知った。
 一杯の薬膳カレーから色々と勉強になりました。