Henryも筆を選ぶ

 「達磨画2」に数人の皆さんからコメントをいただき、あらためてお礼申し上げます。まだ始めて3回目だけど、面白さと難しさが少し分かってきた。私と面識のある方は、早くも?Henryの顔に似ているという。顔が似ていると言うより頭が似ていると言われれば納得する。(本人は達磨さんよりまだバーコード的に残っていると自覚している)
 さて、筆の話になりますが、弘法は筆を選ばずと言ったが、下手な者ほど筆を選ばないと余計下手になる。書には筆が大事なことは言うまでもない。達磨画も目、鼻、髭が大事なのでそれらを画くのにふさわしい筆が必要とのこと。先生の勧める筆を4本ほど購入した。名入りの筆を作ってくれた。書道は小学生の時に授業で習ったきりで、後は時々たわぶれに毛筆で手紙を出す程度。そんな程度でも、筆の善し悪しで上手い下手が大きく変わることがわかる。達磨の髭を、それ向きの筆で描くと初心者でもそれらしく描ける。やはり、筆は選ぶべしか。
 
 銀河流星さんのコメントで陶芸にも筆使いが大切とか。さもありなん。
私の禅画教室にもいろんな方が来ている。能面を彫っている方が目、眉、髪の描き方、筆使いを勉強するためにこの教室に入ったとか、先生はこの方にも筆を何本か勧めていた。水墨画をやってきた方が更に異なる筆使いを学ぶために来ている。そういう方との会話も勉強になる。
 
 私には二人の姉いる。長姉は今は油絵を描いているが昔は水墨画をやっていた。次姉は長いこと書道を続けている。近いうちに姉たちと水墨画や書の話、筆の話をするのが楽しみになってきた。

 もう少し、自分が納得できる達磨画が描けたらまたブログに掲載してみたいと思う。その時は皆さんからのご批評をまたお願い致します。