蓮田、清竜酒造で「昼-京懐石」

 妙齢さんのお誘いで蓮田の清竜酒造というところにLunchに行った。地元の酒造会社が敷地内の蔵を改造して粋な京懐石風のランチを食べさせてくれる。予約のみの受付けだが1000円で美味しく綺麗にあしらわれたランチを食べさせてくれて、別席で抹茶を無料で出してくれる。お茶席から眺める庭には龍水(湧水なのだろうか)が出ていて無料でいただける。妙齢友人たちは初めてではないのでペットボトルを持っていき水をいただいている。この水で酒を作っているのだろう。
 抹茶をいただきながら、「やはりこういうところは和服の似合う妙齢さんと来たいね」と言うと「私たち妙齢だし、和服も着れるわよ!」、Henryしばし沈黙?。 
 平日の昼間、妙齢?の女性客ばかりだったけど和服の女性はいなかった。
 神戸の東灘に2年住んでいたことがある。住んでいたマンションの前の通りが、東灘の酒蔵通りだった。家から数分の所に、剣菱、菊正宗、桜正宗醸造所があった。わたしは阪神淡路大地震の後、1年後に住んだのだが、地震の時には酒蔵が皆つぶれたそうだ。地球さんはさぞ酔っ払ったことだろう。引っ越した時には、それらの酒造会社はどれも綺麗に再建し、レストランや売店、利き酒所などもつくって客を呼び込んでいた。ときどきそこに行って、そこでできた豆腐などを肴に酒をいただくのは美味しかった。
抹茶をいただくところに面白い額があった。「親父の小言」なかなかいいことを書いている。これを読んだ家人、私どれも守れてないわ。Henry君、この額と同じものを家の壁に掛けたいが「親父の小言」は聞いてくれないだろうな・・・。 

字が小さくて読みにくいと思いますので、画像を取り込んで、拡大してお読みください。

 帰りがけにトイレに皆で寄った。ここのトイレ、看板が「おとし所」、粋なもんだ。何をおとすなどと無粋なことを言ってはいけない。てなことで、おちのついた、有意義な昼のひとときでありました。