紫陽花 指扇 氷川神社

 妙齢さんからの情報で、朝日新聞に指扇の氷川神社の紫陽花が見事で見ごろだと紹介されているので、見に行こうということになった。地元の方々が、もとは樹木がうっそうとして、荒れていた神社の境内を整備し、少しづつ増やしていって、今年は5年目になるという。15種位のアジサイを地元の愛好家の方々が苦労しながら育ててこられたようだ。新聞に掲載されたので、訪れる人が増えて面喰らっているようだった。ボランティアの方々が一本一本のアジサイを詳しく説明してくれた。初めて見る種類も多かった。アジサイの世界も奥が深いものだと思った。

<アナベル(アメリカアジサイ)>          <城ヶ崎>
などのほか、クレナイ、ウズアジサイ、山アジサイなど、普通の紫陽花とは変わった趣があって楽しませてくれる。
 地元の愛好家の方が、訪れた見物者に紫陽花の人気投票をしていた。途中経過だったが、「墨田の花火」が一位、「城ヶ崎」が2位だった。
 近所の小学生に自宅で1年間栽培してもらい、少し大きくなったものをこの神社の境内に植え替えるという、 アジサイの“里親制度”をしているということも聞いた。いい教育だなと感心した。
 神社の隣に、「Upper West」という喫茶店がある。Jazzをながしていて、わたし好みのCafeなのだが、なぜか、週二日、金、土、しか営業していない。そのCafeの脇に小さなアカンサスの花が咲いていた。
 この粋な?Cafeの塀にあった、粋な小さな看板が“ハナ”を添えてくれた。塀に立てかけられた小さな看板に“禁”という字が読めるでしょうか。おしっこ、アカン(サ)ス!