瀬島龍三死去と靖国神社

 お茶の水での会社の同期会を終えて帰宅したら、瀬島龍三が95歳で死去したというニュースを報じていた。
 今日は、少し早く出て、靖国神社に行った。この歳で初めて行った。恥ずかしながら?この歳まで、靖国神社に行ったことがなかったし、そもそも靖国神社とは何なのかもほとんど知らず(勉強せずに)にきてしまった。
 ここのところ靖国関係の本を4,5冊続けて読んだ。そのことは日を改めて書こうと思っている。そんなことで、靖国神社を一度自分の目で見てみたくなった。東京に出たついでに寄ってみた次第だ。 
 
 瀬島龍三のことは、ビジネスマン時代に、伊藤忠商事の会長ということで、一時期はたしか、プレジデントや日経ビジネスの類に取り上げられて“瀬島機関”とかいうものが話題になったことがあったと思う。
 半藤一利が「太平洋戦争の生き証人が、何も語らずに亡くなったのは残念だ」と言っていた。戦後62年、戦後生まれの我等も60代、戦争のことをほとんど知らないままではいけないなと思う。
 学校では教えてもらわなかった昭和史をあらためて自分の目で勉強しなくてはいけないなと思う。
 
 同期の仲間に靖国神社に行って来たと言ったら、公人としてか、私人としてかと聞く。無職が公人のわけはないだろう!
 ともかくも、靖国神社に初めて行った日に、瀬島龍三が亡くなったとは、これも何かの巡り合わせか。半藤一利の「昭和史」も読み始めたところだ。ここしばらくは、靖国問題と昭和史を読んでみようと思ってる。