2019-03-27 「大乗仏教 ブッダの教えはどこ向かうのか」(佐々木閑:NHK出版新書) 大乗仏教については今までに色々と読んできたが、大乗仏教の発生の経緯、それぞれのお経についての関連など、まとめて勉強したことはなかった。この本は、NHKの「100分で名著」をベースに加筆したものなので、やさしく書かれている。大乗仏教の経緯、原始仏教との違いなどが今まで以上に理解できたと思う。この本の中で紹介されている、大乗起信論をあらためて読み直してみたいと思う。 以下は、amazonでの紹介文です。 般若経、法華経、華厳経、浄土教、密教…。「自己鍛錬」を目的にした釈迦の仏教は、いつ、どこで、なぜ、どのようにして、「衆生救済」を目的とする大乗仏教へと変わったか?そして、その教えはどこへ向かおうとしているのか?原始仏教の研究者と一人の青年との「対話」から大乗仏教の本質へと迫りゆく、驚きの仏教概説書。 大乗仏教―ブッダの教えはどこへ向かうのか (NHK出版新書 572) 作者: 佐々木閑 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2019/01/10 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る