マムシソウ

masam48 さんと、masmaxさんからコメントをいただいたマムシソウをインターネットで検索した。ウラシマソウとそっくりな姿形なのにウラシマさんの釣り糸がない。解説にあったように、花弁を持ち上げると「仏さま」と呼ばれているが白い雌しべが出てくる。
 なぜ、この雌しべを「仏さま」というのだろうか。

 ウラシマソウマムシソウは親戚のような花だが、いつ頃、どのようにして進化の枝分かれをしたのだろうか、色々な花を見るにつけても、進化の不思議、造化の妙に感動する。

 masmaxさん、5年くらい前でしょうか、群馬の富弘美術館はドライブの帰りにたまたま発見し寄ってみてきました。なかなか大変な感性の持ち主の画家ですね。

 私の姉も若いときに地元の山岳会に属し、色々な山歩きをしたり、中年になってからは俳句も勉強し、何度かの吟行もしていたので、イチリンソウ、ニリンソウ、クマガイソウ、ウラシマソウなどを見ているという。姉がこういう花を見てどんな俳句を作ったのか聞いてみたいと思った。

 そういえば、姉が俳句を習った先生が、私が小学5年の時の担任教師だった。その話を聞いたのは私が40歳くらいの時だったろうか、その先生が俳句を教えていたのは定年前後だったのではなかろうか。当時、クラスの生徒のほとんどがその先生に反発、抵抗したという問題のクラスだった。父兄も騒いで学校でもかなりの問題になったと言うことを、後日聞いた。
 私のクラスを担任している頃のその先生の俳句を姉の俳句同人誌で読んだ。担任していた当時の先生の複雑な心境が少しかいま見えたように思えた。

 何でも手を出したがるHenry、姉が俳句をやっている話を聞いてから自分もやってみたいと思っていたが未だならず。季節の移り変わりを観て、花を観て、一句ものすことができれば更に楽しいと思うのだが・・・。