「金のなる木」に花が咲く

 熊谷に住んでいた時にマンションの近くの飲み屋のママさんがくれた「金のなる木」がベランダで大きくなった。金のなる木は大きくなったが、我家の金は増えません。その金のなる木に花が咲いた。金のなる木の葉は緑色のはずなのですが、我家のは、手入れが悪いのだろうか、買主に似て飲んべーの赤ら顔になってしまったようだ。花が咲いても金は増えそうもない。もらってから6年になるだろうか、はじめて花が咲いた。
 サボテンの花もそうだが、めったに咲かない花が咲くのも楽しくまた不思議なものだ。一年に2回咲く花もあれば、何十年に一度というものもある。どういう仕組みでそうなっているのだろうか、これも植物の不思議だ。