伊東でのゴルフ

 同じマンションに住んでいた友人のはからいで、伊豆高原のリゾートマンションに泊まり、翌日、伊東CCでゴルフをした。
 伊豆高原には久しぶりだった。伊豆高原の一帯にはリゾートマンションや、別荘らしき家、企業の保養施設などがたくさんある。私が勤務していた会社の保養所もあったが、恐らくもう売却してしまっただろう。この伊豆高原一帯、高度成長期、バブル期にはもっと賑やかだったと思うが、訪れる人がだいぶ減ったようでなんとなく寂しい雰囲気だった。 我々が泊ったリゾートマンションも住んでいる人は少なく、お金持ちや、企業が購入したのだろうが、利用度は高くないようだ。
 我々のような“時持ち”ではあるが“金持ち”ではない輩は、こういう施設を高い維持費をかけて維持するのは大変だろうなと貧乏症で余計な心配をする。
 近くの和食処で夕食を済ませ、宿に戻り、海の見えるリビングでDiana KrallのJazz DVDをBGMにワインと高級ブランデーを飲みながら、文化、スポーツ、愛妻?のとこどもを、男4人で歓談するのもまた愉しでありました。
■ 歓談の中の“おやじギャグ”をひとつ。
 伊豆の帰りに好物の干物を買って帰った。それを受け取った奥方、「そんな道路っぱたで売っているような、“海のものとも山のもの”ともわからない不衛生?なものを買ってこないでよ!」「それは“海のもの”だろう。俺が食いたいんだからいいじゃねーか!」

◆ 翌日のゴルフは雲ひとつない快晴、軽く汗ばむ程度で温度、湿度とも快適。8:21のスタートを繰り上げて8:07にスタート、月曜日の最初のスタートということもあったのか、前も後ろもいない。下手なゴルフを年に数回、40年くらいやってきたが、18ホール、前がいない、後ろは来ない、なんてことは初めてだった。ランチ時も食事をしているのは4組ほど、こんなことでは経営も成り立たないのではと余計な心配をする。
 余計なお世話はともかく、コンペでもなく、接待ゴルフでもなく、上下の関係もなく、冗談を言いながら、新緑の中、天候にも恵まれ、楽しいゴルフができた。
 煩悩未だ覚めやらず、Henryのスコアは相変わらず“除夜の鐘”よりも多く叩いてしまいました。