青い眼の達磨さん?

 私の展示会に来ていただいた知人の方が、青い眼(西欧人)の坊さんみたいですねと言われた、青い眼の達磨さんを大きな画像で添付しました。

 もともと達磨さんはインド人、そういえば、インド人の目は青くはないよね。アーリア人も青くはないだろう。
 三日連続で展示会の会場の当番だった。今日の天候はあまりよくなく、気温も昨日に比べ寒かった。それでも梅見のついでに立ち寄ってくれる人も多かった。展示即売会になっているのだが、必ずしも先生の画ばかりや、うまい画ばかりが売れるわけでもないところが禅画の面白いところだ。私の画を含めて、ちょっと外れたり、くずれているのもそれなりの味がある。
 数百枚の中から、見ず知らずの方が、自分の画を選んでくれるのは、嬉しく、素直に喜べる。
 達磨の顔、眼、ひげ、全体の雰囲気、筆の流れ、濃淡、構図、偈文等々、見る人それぞれに好みがある。自分がこれはまあまあに描けていいなと思うものと、買っていただくものが、一致しないことも多い。そこがまた禅画の面白いところかも知れない。