長男結婚式

 長男の結婚式が11月3日無事終了した。次男が5年前に結婚し、孫も二人になっている。総領の甚六、今までにおつき合いしてきたガールフレンドは何人かいたようだが、どういうわけか結婚にまで至るような女性にはめぐり会わなかった。そういうわけで、当日を迎えるまでは心配だった。
 大勢の友人、知人、親戚を招待しての賑やかで、楽しく、我が息子らしいユニークな演出のある素晴らしい結婚式になった。二次会にも60人くらい参加しただろうか。3次会まで30人ほど参加。終わったのは夜中の3時だったとか。これだけ大勢の友人達が祝ってくれたとは幸せな息子だ。親馬鹿Henryとしても嬉しいかぎりだ。

 謝辞の挨拶は、11・3をひっくり返すと3・11、東日本大震災福島原発の日になる。そんな話しから初めて、新婚さんには、今までの生き方に流れるのではなく、発想の転換、逆転の発想をして、今までの日本人のあり方、生き方を見直して生きていってほしいという話しをした。
 奇しくも、私が謝辞を始めたら、グラッと地震を感じた。 後で調べたら、19時34分頃 千葉県中部近辺にて(推定M5.2)の地震ということでそこそこの地震だった。これも“因縁”だろうか。
 それから、長男の竜樹という名前の由来を話した。“竜樹”は、インドの高僧、龍樹(ナーガールジュナ)からいただいた。龍樹の「空の哲学」から、空=因縁、縁起の話しをし、人と人との「縁の関係」「人と人との絆」を大切にして素晴らしい夫婦関係を気付いて欲しいと結んだ。